地方転勤、それは大企業に入った若者に対する通過儀礼。
(オッサンに対しては、辞めてほしいって意図があるよ!)
地方転勤になったとき、絶対に読んでほしい本が3冊あります。
「普段は本なんて読まないよ…」という人も、紹介した本を読めば、自分がどうしたいか?が分かります。
- このまま地方で働き続けるべきなのか?
- それとも、思い切って転職すべきなのか?
- かといって、折角入った大企業、できれば出世して、サラリーマンとしてお金を稼げる部類に入りたい…。
いろいろな悩みがあると思いますが、まずはぼくの紹介する本を読んでみて、あなたの考えを整理してください。
すみません、自己紹介が遅れましたが、ぼくは「タカキ」と申します。
3年で3度の地方転勤を経験し、「もう転勤は嫌だ!」と、大企業の出世ルートを断ち切って、転職した男です。
ぼくの地方での苦しみや悩み抜いた経験が、この記事を読んでくださるあなたの役に立てば幸いです。
地方転勤になったら読みたい本①『苦しかったときの話をしようか』
P&Gで圧倒的な成果を上げて、USJを再建したことで有名な森岡毅さんの著書です。
『苦しかった時の話をしようか』のどこが地方転勤人向けなのか?という話ですが、
エリート街道まっしぐら、やること成すこと全て正しいんじゃないかと思うレベルの森岡毅さんですら、
転勤を経験して、壮絶な体験をしたからこそ、今がある…というのがありありと分かるからです。
転勤を頑張りたい!という人にはエールになる本ですし、
転勤を機に仕事(職種)を変えたい!という人にも適職の見つけ方が載っているのでオススメです。
特に、「会社ではなく職能と結婚せよ!」というメッセージには心打たれました。
自分自身、入社後の職種には一切興味がなく、会社名だけで入社先を選んでしまったので、とてつもなく胸に響きました。
ぜひ、読んでください。
地方転勤になったら読みたい本②『これからの生き方。自分はこのままでいいのか?と問い直すときに読む本』
『これからの生き方。自分はこのままでいいのか?と問い直すときに読む本』は、本のタイトルにもある通り、
「自分の生き方を見つめ直し、自分はどうやって生きていきたいのか?」を考え直すのに最適な本です。
私自身、意図しない地方への転勤と、やりたくない職種への配属で、
「このまま今の会社で働き続けて、やりたくない仕事と引き換えに、それなりの給料をもらうのか?」
それとも、「給料は下がるかもしれないけれど、働きたい場所で、やりたい仕事をしていく」のと、
どっちがいいんだろう?と悩んでいたとき、結論を出すのに参考になった本です。
自分の場合、転勤先があまりにも田舎すぎて嫌だったのと、
自分のやりたかった仕事を我慢してやることが嫌だったので、
転職を決意するに至りました。
別に、地方転勤を我慢して、出世していくっていう道も悪いわけではありません。
ただ、「やりたくない仕事をし続けて、働きたくない場所で働き続けて、本当にいいのか?」については手遅れになる前に、きちんと考えた方がいいと思います。
大企業で課長以上になると、役職が上がって、1000万円以上の高い給料をもらえるようになるんですが、そうなると、年収を維持して他の企業への転職することが難しくなりますから。
地方転勤になったら読みたい本③『僕は君たちに武器を配りたい』
一見、転勤とは関係がなさそうに見える本ですが、この本も転勤の際に読んで非常に役立ちました。
どこが役立つか?というところなんですが、「今後の生き方についてどうすべきか?」を明確にしてくれる点が、とてもいいんですよ!
ぼくが紹介したどの本にも共通することですが、
「置かれた場所で咲きなさい」とか、
「本人が無駄だと思いながらする努力」を肯定する本って一切ないんですよね(笑)
『僕は君たちに武器を配りたい』は、マクロな視点で日本社会を見据えて、
その上でこれから日本を引っ張っていかなければいけない立場にいるぼくたちがどうすべきか、どう生きるかを説いてくれている本です。
会社で働いていると、上司や同僚と話すくらいしか、「生き方」について話す機会ってないのかなと思います。
あ、いや、生き方なんて深い話、上司や同僚とはほとんどしないですよね。
地方転勤あるあるですが、「地方転勤の悩み」を相談したところで、「俺も耐えたんだからお前も耐えろ!」としか返ってきませんから(笑)
この記事が、地方転勤で悩んでいる人の役に立てば嬉しいです。
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