こんにちは、タカキです。
ぼくは新卒で入社した大企業で、研修後の配属から地方転勤になり、計3回・3年の間に地方転勤を経験しました。
私が実際に転勤した場所は、九州、北海道、札幌でした。
そして、転勤も3回目になると、流石にメンタルもやられるよね、という話でして。
今回は地方転勤でうつ病になった話をしたいと思います。
地方転勤でうつ病になるまで
安心して頂きたいのが、地方転勤になっていきなりうつ病になったわけではない、ということです。
ぼくがうつ病になるにあたり、考慮しなければいけない前提条件が2点あります。
- ぼくの職種は営業職で、全体の1/5程度はうつ病等で休職経験があった
- 生まれも育ちも東京だったので、地方には友だちや頼れる人がいない
つまり、もともとうつ病になりやすい職種で、かつ周りに頼れる人がいない状況だったので、うつ病にもなりやすかったんじゃないかな?と思っています。
最初の1年くらいは頑張って働いていました。
「あとxx年で東京に戻れる…」となんとなく考えていたのですが、
1年くらい働いてみて、「いつになったら東京に戻れるのか、わからん」と思ったが最後、
そこからはあっという間に精神が崩壊していきました。
地方転勤でうつ病になると、どうなるの?
まず、仕事に対するやる気が極端になくなりました。
入社当時は、最速で出世して、最速でお金を稼いでやろうと思ったのですが、
地方転勤になったタイミングで仕事に対するやる気が皆無に。
妖怪人間ベムが「早く人間になりたい」とずっと言っていたように、
「早く東京に帰りたい」と毎日のように言っていました。
「もしかしてうつ病なのかも?」と気づいたタイミングは2つありました。
- 仕事があるから起きなければいけないのに、8時半になっても起きられない日が何日も続いた
- 出張先で車を運転していると、特に理由はないのに気がついたら涙が出ている
- 海の近くで車を止め、海を眺めて唐突にぼーっとしたくなる
こういった症状があることを精神科医に相談したところ、「これはうつ病ですね。」と言われて、一応診断書までもらいました。
以下は、自分が処方されていた薬です。
(診断書は4,000円ほどして、診察料金+お薬代より高くつきました。紙に印鑑と病名が書いてあるだけなのに。。。)
ちなみに、うつ病を病院で治すということに抵抗がある方や、時間がない方、コロナで病院に行くこと自体が憚られる方などは、薬を使わずにうつ病を治す本も出版されているので、読んでみては?
しかし、私が働いていた大企業では、うつ病を理由に休職をしてしまうと、出世の最短コースから外され、どんな仕事を任されるかわからなかったので、症状を我慢して、なんとか無理くり働いていました。
でもうつ病を抱えた状態で、ずっと働き続けるのは無理だな〜と思っていたので、転職活動をはじめました。
うつ病の症状がある状態だったので、平日は転職活動に時間を割けず、土日に転職サイトに登録して、あとは転職エージェントに企業探しを任せる、というやり方しかできなかったのです。
うつ病になりながらも、なんとか冷静な思考回路は持ち合わせていたので、
- うつ病で休職したらこの会社では出世できないけど、転職すれば転勤が原因のうつ病にはならない
- そもそも、地方転勤でこんなど田舎まできたから、うつ病になったのでは?
と、病気になった理由をきちんと整理できたので、精神的には辛いながらも、これから先何十年も転勤を続けるのは本当に嫌だと思い、実際に病気にまでなってしまったので、転職先を探すことにしました。
転勤先で転職を考えているときに、絶対やってはいけないこと
転勤先というのは身寄りのない孤児院、約束のネバーランドでいえばグレイスフィールド農園みたいなものです。
その中で、「私(ぼく)、転職したい!」とか、「転勤したいけど、どうすればいいですか?」なんて上司や同僚に相談してみてください。
間違いなく出荷、ではなく粛清をされ、これまで以上に仕事がしづらくなります。
実際ぼくはここら辺をミスってしまって、上司にも同僚(40代)にも、転勤や転職の相談をしてみたんですね。
すると…
- 「何言ってんだ!転勤はあるけど給与は高いしいい会社じゃないか!」
- 「総合職に転勤はつきもの。俺は家を買ったら転勤になって、まだその家に一度も住んだことがない。」
=俺も酷い目に遭ってるから、お前も我慢しろ
全然取り合ってもらえず、「転勤・転職を考える余裕がある」と判断され、仕事量を増やされて、余計大変な目に遭ってしまいました。
なので、「転勤したい、転職したい」と思っても、同僚や上司には相談せず、粛々と転職活動を進めていくべきです。
地方転勤が嫌なら、一刻も早く転職しないと人生損する理由
ぼくの体験談ではありますが、
大企業での出世を捨てて、外資系企業に転職し、
新しいキャリアを踏み出せて、本当に良かったと思っています。
やっぱり、東京での生活が死ぬほど楽しいんですよ。
それはコロナ禍であっても関係ないです。
- 東京はもともとの友達もいるから、遊び相手を探すのにも困らない
- 東京は人が多いから、出会いもたくさんある!(HUBとか333とか行けば女の子がいる)
- 東京は徒歩+電車で全てが完結するから死ぬほど楽
今思うと、地方での生活、特に北海道での生活は、地獄の極みでしたね。
車がないと楽しい北海道生活を送ることはできないし、
マッチングアプリでいくら女の子を引っ掛けようが、心は満たされませんでした。
やっぱり、昔からの友達、家族、それから東京での恋人、この三拍子が揃わないと生活って充実しないんだな…
というのを思います。
うつ病は再発リスクが50%超。うつ病になる前に転職を。
うつ病にかかってしまったぼくですが、可能であればうつ病になる前に転職をして、予防をお勧めします。
なぜなら、うつ病は再発率が50%を超えているから。
うつ病は、基本的には症状が完全に良くなり、後遺症は残さず、精神機能がうつ病になる前の水準に戻る病気です。しかし、再発しやすく、慢性化することもあります。うつ病からの回復後に、再び症状が出現することを「再発」といいます。1回目、2回目、3回目の再発を経験した患者のその後の再発率は、それぞれ約50%、約70%、約90%と報告されており、再発を繰り返すごとにその後の再発の危険性がさらに高まります。
引用元:同友会メディカルニュース>うつ病について
中途の転職は、自分で転職先を探す必要がないので気が楽だった
新卒のとき、リクナビやマイナビにエントリーをして、自分にあう企業を探すという作業、みなさんやりませんでしたか?
ぼくは100社くらいまとめてエントリーして、40社くらい面接を受けに行った記憶があります。
就活マニアかよ。
就活が終わった頃に、中古車買取のガ◯バーから電話がかってきて、「まだ採用枠余ってますけど、どうすか?」と言われたので、丁重にお断り差し上げた記憶も。
大学辞典における就職活動では、企業を探す手間暇がかかった(大学4年にもなると就活がメインなはずなので、特に問題はないのですが)イメージがありますが、転職活動は違います。
「転職エージェント」と呼ばれる、アナタ専門の担当者がつき、親身になって相談に乗ってくれます。
特に自分が何をしてきたと言えるほどやってきたことがなくても、大丈夫です。
- 自分の働いている会社
- 職種
- 専門分野
などから、転職してもやっていけそうな企業をピックアップしてくれるので、転職先を探す間にすることは「まつ」だけです。
なので、時間がない方でも、転職するかどうか決めていない方でも、初回の面談だけを済ませて、あとは転職エージェントに企業を探してもらう!これで解決です。
地方転勤でメンタルがやられている人におすすめの転職エージェント
転勤を受け入れるか、転職しようか迷っている人は、こちらの記事を参考にしてみてください。
東京の企業に転職するなら、マイナビエージェントがおすすめ!
なぜなら東京エリアの求人が豊富で、転職エージェントの質が高く、面接の対策もしてくれたから。
非公開求人が8割なので、まずは登録してみないと、どんな求人があるか分かりません。
筆者もマイナビエージェントを利用して転職活動をしました。