この記事では、北海道のど田舎に勤務していた男が、仕事時間の合間を縫って転職活動をし、無事に東京の企業から内定をもらえた体験談を語っていきます。
「田舎(地方)から東京の企業に転職したい!」と考えている方に向けて記事を書いています。
最初に、自己紹介をさせてください。
ぼくの名前はタカキ。
新卒でとある有名な大企業へ入社したのですが、3年で3回も地方へ転勤することになりました。
東京生まれ、東京育ち、悪そうな奴は大体友達じゃない、という状態だったので、地方転勤は望んでいませんでした。
「大企業で働く以上、転勤はつきもの。」
「転勤のある会社こそ、給料の高いいい会社。」
上司や同僚に洗脳されかけていましたが、「転勤のない会社だって、探せばあるはずだ。」と、北海道の田舎から転職活動を始めて、無事2ヶ月後に東京にある転勤のない外資系企業から内定をもらうことができました。
そこで、今回の記事では、昔のぼくと同じように、「田舎から出て、都会の企業で働きたい」という人の希望に寄り添えるように、ぼくがどのようにして地方から転職活動を行ったのか?について、詳しく書いていきます。
暇だと思われがちな地方転勤、実際は人が足りずに時間がなかった
地方転勤と聞いてぼくがイメージしたこと、それは「東京と比べて暇なんじゃね?」ということです。
しかし、実際は地方勤務の方が交通事情の観点で忙しく、プライベートな時間もないくらい、残業に残業を重ねていました。
当時の残業時間は、最低でも月40時間、多いときは100時間に達する月もありました。
「転職活動をしたいが、時間がない…。」
そんな悩みを解決してくれたのが、転職エージェントでした。
就職活動のとき、エージェントを使って内定をもらった人はほとんどいないと思います。
多くの方が、リクナビやマイナビを使って、名だたる企業にエントリーをし、何社からか内定をもらい、そのうちの一社に就職することになったのではないかと。
ぼくもそうです。
知ってる企業にとりあえずエントリーをし、内定をもらった大企業で働くことにしました。
しかし、何十社、人によっては100社以上もエントリーをして、何十社と面接を受けて…というのは、時間のある大学生だからこそできる、企業の探し方です。
社会人は時間がありません。
ぼくの場合は、定時が9~18時、そこから少なくとも2時間の残業があるので、仕事が終わるのは早くて20時でした。
そこから帰宅して、ご飯を作って、お風呂に入ってとやっていると、あっという間に22時をこしてしまいます。
仕事でクタクタなので、そこからすぐに寝ると、転職先の企業を自分で探す暇さえありませんでした。
とはいえ、地方にずっといたくはないし、職種も自分の希望とは異なっていたため、一刻も早く転職がしたかったのです。
そこで、時間がない中で転職先の企業を、自分の代わりに転職エージェントに探してもらうというやり方を取りました。
転職エージェントの賢い使い方
転職エージェントとは、転職希望者の代わりに転職先の企業を探してくれる人のことを指します。
(逆に、企業から転職者を探してほしいと言われることもあります。)
また、企業によって保有している求人案件が異なるため、基本的には複数の転職エージェントとやりとりをする必要があります。
自分の場合は、転職エージェントを5社ほど利用していました(少し多かったかもしれません)
転職エージェントにどのように転職先の企業を探してもらうか?ですが、主に以下の希望を転職エージェントに伝えます。
- 希望年収
- 希望勤務地
- 希望業界
- 希望職種
- 企業規模
- その他、外せない条件など
イメージ的には賃貸マンションを探すのにSUUMOやHOMESを使うのと近いですね。
自分の希望条件を転職エージェント(SUUMOやHOMES)に伝えて、転職エージェントに企業を探してもらう。
こうやって、何社か企業にピックアップしてもらいます。
転職エージェントの良し悪しを判断する方法
転職エージェントですが、転職者が決まるとお金が入ってくるというビジネスモデルなので、悪い転職エージェントはこちらの話を聞かず、とにかく企業をたくさん紹介してきます。
個人的に、良い転職エージェントだなと思う条件は、
- 企業のピックアップが10社以下
- 自分のキャリアプランを聞いてくれた上で、転職先候補を紹介してくれる
- むやみやたらと転職を進めない(例:「現職にいた方がいい」とアドバイスをくれる)
- 連絡がこまめ
- 職務経歴書のチェックや、面接対策を実施してくれる
悪い転職エージェントは、企業規模が小さい、いわゆるベンチャーと呼ばれているような企業に多いので、名前を聞いたことがない転職エージェントや、企業規模が小さい会社さんとは、あえてコネクションを作る必要はないのです。(時間がもったいないから)
それに、企業規模が小さいと、持ってる案件数も少ないので、有名どころに何社か登録するくらいがいいです。