3年の間に九州→北海道→群馬と、3回の転勤を経験したタカキと申します!
転勤が当たり前なのっておかしいですよね!同感です!!
大企業で働いていると「転勤は当たり前」という感覚になりませんか?
ぼくが大企業で働いていたとき、「転勤はおかしい。今すぐ東京に帰りたい。」と上司にいうと、
ぼくの悩みはそっちのけで、いかに自分が素晴らしい企業で働けているかを語り始めていました。
昭和生まれか平成生まれかで、転勤に対する価値観ってまったく違うんだな、と思ったものです。
昭和生まれだと、転勤こそ立派な男の勲章らしく、転勤して、住む場所が変わって、男はナンボのもんじゃい!って感じらしいです。
うーん、転勤族の夫についていかなければいけない奥さん・子どもたちの気持ちって考えたことがあるのかな?とちょっと心配になりますよね。
一方、自分のような平成生まれで「転勤したい!」という人を見たことも聞いたこともありません。
転勤というか、Uターンで地元に帰りたいという話なら聞いたことがありますが。
政府が副業を推し進めるようになったり、副業を解禁する会社が増えてきたりと、明らかに会社が個人の面倒を見る気がなくなってきているなと感じるなかで、どうしてそこまで必死になって会社にしがみつかなければならないのか?平成生まれのぼくにはよく分からなかったりします。
今回の記事では、「転勤のおかしいポイント」を、3年で3回も転勤を経験した男が語っていきたいと思います。
転勤のおかしいポイント①自分の働きたい場所・土地で働けない
コロナ云々の前に、転勤があると自分の働きたい場所や土地で働くことができないんですよね。
例えば、新宿にある会社に入社をして、
仕事終わりにルミネに寄ってから帰ろう♪
と思っていたとするじゃないですか。
いいですよね、新宿のルミネって。
いろいろなファッションブランドが揃っていたり、混んでていつも座れないスタバがあったりするので、おしゃれです。
しかし、転勤があると、新宿の会社ではなく、もっと別の地方で働かなければいけなくなります。
ぼくの場合は、転勤先が九州とか、北海道とかだったわけです(笑)
いや、全然笑えないんですけどね…。
転勤のおかしいポイント②任期が決まっていない
転勤は不人気ですが、任期もありませんでした。()
ぼくが働いていた大企業では、「転勤しても◯年で東京に戻ってこられる」といった社内規定やルールなどがなく、一度転勤してしまうと、いつまで転勤先で過ごすのか、誰にも分からないのです。
- 自分:九州(1年)→北海道(1年)→群馬(数ヶ月)
- Aさん:広島(8年)→北海道(5年)
- Bさん:愛知(5年)→東京(1年)→愛知(半年)→仙台(2年)→北海道(3年)
- Cさん:北海道(7年)→広島(3年)
- Dさん:北海道(10年)→沖縄(15年)→北海道(3年)
- Eさん:東京(5年)→北海道(5年)→東京(3年)
- Fさん:宮城(4年)→東京(2年)
- Gさん:東京(2年)→栃木(2年)
- Hさん:東京(2年)→群馬(2年)
こんな感じで、自分の知る限りの転勤者の転勤先と転勤年数を上げてみましたが、特に法則のようなものは見つけることができませんでした。
研修(OJT)的な立ち位置で全国転勤をさせるという制度のある企業であれば、転勤に任期はあるんでしょうが、ぼくが働いていた企業では任期はありませんでしたね。
転勤は人気もありませんでした(2回目)。
転勤のおかしいポイント③自分の人生だけでなく、家族の人生もぶち壊す
「NHKをぶっ壊す♪」という名台詞を耳にする機会が減ってきた2021年ですが、転勤のせいで自分の人生だけでなく、家族の人生もぶち壊されます。
NHKから国民を守る党ではなく、転勤から国民を守る党があったら、貴重な一票を投じたいくらい、ぼくは転勤という制度を憎み、心の底からなくなってほしい制度だと思っています。
転勤とともに子供の転校も発生して、転校先でいじめられる…みたいな話はよく聞きますよね。
初代バチェロレッテの近藤萌子さんも、都内から沖縄に言ったら「本土の奴」といじめられたと言っていました。
日本の田舎特有の、外敵を異質なものとして排除したがる思考って、2021年になっても田舎にはあると思っているので、そういう変な人が多い地域で子育てとかしたくないんですよね。
あと、前職では転勤のせいで望まない単身赴任になるケースも多かったです。
このケースだと、子供と母親を残して、自分一人で転勤先に足を運ぶことになるんですが、子供の成長を身近に感じることができないのも、家に子供と母親だけを残しておくのも、とても不安だったそうです。
ですが、会社が転勤を要請(強制)してきたので、渋々転勤を承諾した、と言っていました。
望まない転勤をさせない企業が増えてくると嬉しい
転勤のおかしいポイントを書いてみましたが、いかがでしたか?
おそらく共感の嵐で、全米が嗚咽しているんじゃないかと思っているのですが、一方で転勤したいって人も中にはいると思うんですよ。
転勤というか、Uターン、Iターン。
Uターンは自分の地元に帰ることで、Iターンは田舎に行くことですが、日本の会社って自分の職種を選んだり、勤務地を変えることって容易じゃないんですよね。
1年おきにいろんな場所を転々とさせてくれ!だと流石にワガママだとは思いますが、やりたい仕事だけなく、働きたい場所も考慮にいれて、人事設計をしてくれる日が一日も早く訪れることを祈っています。
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