3年で3回も転勤させられた男、タカキです。
僕は新卒で入社した大企業を辞めるまでの3年間、3回の転勤を経験しました。
1回目は九州(福岡)、2回目は北海道(札幌)、
そして、3回目となる転勤は群馬でした。
南から北、そして関東のど田舎に転勤した僕は、
社畜はヤバい無限転勤編から脱出すべく、転勤のない外資系企業に転職たのです。
今回の記事では、「転勤って不公平だよね。」という話を、
転勤を経験した人目線で語っていきたいと思います。
転勤が不公平なポイント①東京(都会)の方が圧倒的に楽しいから
「転勤になりました」という話をすると、
「置かれた場所で咲きなさい」だの、
「転勤先でも楽しめるかどうかは自分次第!」とか、
上から目線で語ってくる変なオジサンが多いのが実情です。
しかし、働きたい!と思っていた場所で働けず、
転勤の場合は人間関係もリセットされるので、
「楽しむ」にも限界はあるんですよね。
例えば、インドア派で仕事が終わったら家でひたすらゲームばかりをしています…
という人であれば、地方でも東京でも、人生の楽しみ方は変わらないので、
転勤先でも楽しく過ごすことができるんじゃないかな?とは思います。
しかし、僕の場合は、インドア派ではなくアウトドア派なので、
「家にずっといるのとか無理、どこか遊びに行きたい!」
と思っても、行く場所・交通手段がないのが地方転勤です。
例えば、僕が東京で生活していた頃、よく個人参加のフットサルに通っていたんですよね。
渋谷とか池袋とかでやっているんですが、
2,000円くらい払って、知らない人たちと、2〜3時間フットサルをするんです。
東京にいれば、こういう時間の使い方・楽しみ方ができるのですが、
地方の場合は、「個人で・家の中で」完結するアクティビティしか楽しむことができません。
地方での楽しみ方について書いた記事はこちら▼
人にはいろいろなタイプがいるので、インドア派の人もいれば、アウトドア派の人もいます。
アウトドア派の人にとっては、楽しみの少ない地方・田舎で過ごすのは、非常に退屈でしょう。
僕も、「東京配属だったら、いろんなイベントを楽しめたのにな…」と悔しい思いをした過去がありました。
転勤が不公平なポイント②地方と本社ではオフィスの設備の格差がひどい
本当に酷いんです。
地方のオフィスと、本社の格差が。
本社には社食もあって、ウォーターサーバーもあって、眺めは綺麗なのに、
地方なんて雑居ビルの一室を借り切っているだけですからね。
同じフロアに、他の会社がたくさんあって、
「出来立てのベンチャー企業かよ」と思わず突っ込みたくなるレベルのクオリティです。
綺麗なオフィスで、美味しくて安い社食を食べられる会社員と、
地方の雑居ビルで、美味しい飯なんて食べる場所もないところで働く会社員。
どちらも給料が変わらない、同じなんです。。。
同じ給料を稼ぐなら、綺麗なオフィスで、社食くらい食べたいですよね?
僕は3年間で一度だけ社食を利用したことがあるのですが、
本社に配属された人は、毎日利用しているとのことで、
めちゃくちゃ羨ましい&不公平だなぁ…なんて感じていました。
転勤が不公平なポイント③地方は転職活動がしにくい
地方からの転職活動、控えめに言ってものすごく大変でした。
「最終面接は東京で」なんて言われた日には、当時、北海道から東京まで飛行機を使って面接を受けにいったもんです。
都内に住んでいれば、片道200円もかからずに面接を受けに行けるのに、
地方というだけで金銭的にも時間的にもハンディキャップがあるのが現実です。
僕の場合は転勤がどうしても嫌だったので、地方にいながら転職活動をしていたんですが、
「絶対に転職してやる!」という強い意思がなければ、転職できていなかったと思います。
転職に関連する記事はこちら▼
転勤が不公平なポイント④転勤に明確なルールがない
転勤している身で一番不公平・理不尽だなあと感じたのは、
転勤には明確なルールがないというところです。
例えば、Aという地域で3年働けば、そのあとは東京(本社)で働ける等
僕の働いていた大企業では、転勤に関する任期や期限、ルールはありませんでした。
転勤という制度があるのは百歩譲って仕方がないとします。
でも、それならせめて、「ルール・決まりごと」くらいはあってもいいと思うんですよ。
会社が明確に就業規則を規定するように、
転勤に関する規定も明確にしてくれたら、
「地方転勤、嫌だけどあと2年なら頑張ろう!」と、
前向きな気持ちになれるんじゃないでしょうか。
逆に、こういうことをすると転勤の可能性が上がる!というケースもありまして、、、
- 結婚
- 奥さん/本人の出産
- 家(マンション・戸建て問わず)を買う
これは暗黙の了解で、自分が転勤していく中で気づいたことです。
あれ、既婚者や、家を買った人が転勤者の中には多くないか?と…。
なので、結婚や家を買ったりしてしまうと、
「お、こいつすぐには会社やめないだろうw」と、
人事の悪い人に勘づかれて、転勤者の候補リストに入れられる可能性も高そうでした。
転勤する人・しない人に関する記事はこちら▼
令和でどこにいても仕事ができるようになった今、
一日も早く転勤というクソな制度がなくなってほしいなと思うタカキ(筆者)でした。
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筆者もマイナビエージェントを利用して転職活動をしました。