転勤を3年で3回経験した男、タカキ(筆者)です。
短期間での複数回の転勤は、公私ともにとてもしんどかった記憶があります。
転勤1回目は、九州(福岡)、次が北海道(札幌)、最後に群馬へ転勤となり、
群馬に転勤後、東京に本社のある外資系の会社へ転職しました。
転勤を3年で3回も経験してしまうと、「転勤のない会社で働きたい」という気持ち
を抑えることができず、北海道にいた頃から転職活動をし、群馬への転勤が決まった
時点で、新卒で入社した大企業を退職することにしました。
早速ですが、この記事では、転勤に向いている人と、転勤に向いていない人、
そして、その違いについて書いていきたいと思います。
転勤に向いている人の特徴
過去の人間関係を大事にしない人
転勤が発生すると、今までお付き合いがあった人たちとの関係性を見つめ直す必要が出てきます。
なぜなら頻繁に会うことができなくなるからです。
- 小中高の同級生
- 大学の同級生/サークルの友達
- インターンで知り合った友人
- 就活で知り合った友達
- その他、塾や習い事などで知り合った友達
転勤があると、上記の人たちと会える機会や時間が必然的に減ってしまいます。
なので、過去の人間関係を気にしない、つまりは友達がいない人は転勤に向いていると言えるでしょう。
一人で過ごす時間が何よりも大切な人
友達がいない人に通ずる部分がありますが、
転勤は一人で過ごす時間が何よりも大切な人には向いています。
なぜなら、転勤でこれまでの人間関係がリセットされ、
転勤先で新しい人間関係を築いていかなくてはならないからです。
- オンラインゲーム/スマホゲーム/ネットゲームが好き
- 暇さえあれば家で一日中いられる人
- Amazon Prime VideoやNetflixで時間を潰せる人
- その他、一人でできる趣味がある人
「転勤先でも楽しい!」と言っている人は、上記に必ず当てはまっています。
自分の場合は家に引きこもっていると、どんどんやる気がなくなるタイプでした。
転勤になるまでは、土日は必ず友人や恋人と予定を入れて、出かけるタイプだったので、
家でじーっとしているのが凄く苦痛だったんですよね。
転勤先での休日の過ごし方なんて記事も書きましたが(↓こちらを参照ください)
個人的に、転勤先での生活は退屈極まりないものでした(笑)
やりたいことが特にない、他人に流されやすい人
転勤は会社の意思によって決定されるものです。
- 働きたい場所がある
- やりたい仕事がある
なんて人には、転勤はまず間違いなく転勤は向いていないでしょう。
逆に、「社会人でなんとなく働けて、それなりに給料もらえればオッケーです。」
という人であれば、転勤人生を謳歌するのも悪くはない選択肢かもしれません。
自分の場合は、明確に働きたい場所(東京)と、
やりたい仕事(マーケティング)があったので、
働きたくない土地で、やりたくない仕事をしている暇はない!と、
思い切って転職をすることにしました。
大企業に入社した新卒が、3年未満で転職しようと思ったきっかけについて書いた記事はこちら▼
転勤に向いていない人の特徴
我が強い、やりたいことがはっきりしているタイプの人
言わずもがな、会社で働くということは、何かの仕事をするということですが、
やりたいことがハッキリしているタイプ、つまりは我が強い人には転勤は向いていません。
転勤とは、基本的に「会社が」「本人の意思に関係なく」「人が足りていない地域に人を送り込む」ことしか考えられていません。
なので、「俺は東海エリアで、営業がやりたいんだ!」という人でも、
全国転勤ありかつジョブローテーションもありの会社に入ってしまうと、
「東京勤務×プログラマー」に配属される可能性もあります(笑)
実際、大企業で働いていた当時、僕のメンター(先輩)で、東海での営業を希望していたのに、
東京のプログラムを専門に扱う部署に異動していったことを見かけたことがあります。
本人は「東海で!営業がやりたい!」と言っていたのですが、
日系大企業で働くと、給料は高いかもしれませんが、
自分のやりたいこともできなければ、自分の働きたい場所で働くことすら叶いません。
大企業って、「誰」が働いてもある程度の利益が出るように、
かなりシステマティックな組織づくりになっているんですよね。
だから、未経験の新人が部署異動してきても平気で組織は回りますし、
回る作りになっているんです。
それ自体はとても素晴らしいことですが、
働いている張本人にとっては、
転勤があったり、やりたいことができなかったりするのは、
超しんどいんです。
人生において、明確なキャリアプランがある人
「当社に入社して、3〜5年後のキャリアプランはありますか?」と、
就活で面接をした人なら誰しもが聞かれる質問があると思います。
就活時点で明確にやりたいことがあったとしても、
個人のやりたいことを叶えてくれないのが会社です。
正確に言えば、個人のやりたいことに向き合ってる暇がないと言えばいいんでしょうか(笑)
どちらにせよ、各個人の「こうありたい・こういう仕事がやれるようになっていたい」という状態に対して、
きちんとバックアップをしてくれないのが日系大企業です。
日系大企業に就職すると、一つの部署で一つの職種を磨き上げていくというよりかは、
いろいろな部署を3〜5年くらいかけて経験させて、その企業の中でしか価値のない人材、
つまりは転職市場で評価されにくい人材にしてしまい、人材の流出を防ぐ…という目に遭います。
自分の先輩もまさに5年目でやったこともないプログラミングの部署へ異動し、
その後3年くらい勤め上げ、最終的にはまた営業に戻るという、謎なキャリアを歩んでいきました。
本人が納得しているのであれば、どんなキャリアでもいいとは思いますが、
もしアナタが、その会社で、明確にやりたいことがあり、5年後や3年後にはこうなっていたい!
と強く思うのであれば、転勤のある日系大企業はお勧めできません。
逆に外資系企業であれば、転勤もなく、一つの職種を極めていくということができるんですがね。
転勤のない企業の探し方についてまとめた記事はこちら▼
メンタルが弱い人
転勤が向いていない人、それはメンタルが弱い人です。
ストレスランキングというランキングがあるのですが、
これによると転勤、単身赴任、引越しは「結婚」よりもストレスになるんだとか。
僕は転勤も転職も経験しましたが、転勤自体ほぼ転職と言っても過言ではないほど、
転職並みのストレスだったと記憶をしています。
- 新しい土地で
- 新しい人たちと
- 新しい仕事を始める
転職のストレスランキングは23と、引越し・転勤と比べると高いのですが、
個人的な体感は転勤も転職もストレスレベルで言ったら同じですね。
むしろ、転勤の場合は転職より負荷・ストレスがかかりました。
- 転職と違って、転勤はタイミングが明確に決まっているので、仕事の管理が面倒
- 転職と違って、転勤は住む場所も自分で探しに行かないといけない
- 転職と違って、有休消化期間のようにゆっくりできる期間がない
ゴールデンウィークやお盆期間の転勤であれば、
長期休みを利用してゆっくり転勤なんてことも可能ですが、
転勤が多いのって4,10月なんですよね…。
この記事のまとめ
・過去の人間関係を大事にしない人(友達が少ない人)
・一人で過ごす時間が何よりも大事な人(趣味に没頭できる人)
・やりたいことが特にない人、他人に流されやすい人
・我が強い人、やりたいことがハッキリと決まっている人
・人生において、明確なキャリアプランがある人
・メンタルが弱い人
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