元転勤族のタカキです!
3年で3回も地方転勤を経験しました。
九州(福岡)→北海道(札幌)→群馬と転勤を経験し、
転勤がある企業・業界で働きたくない!と思い、
新卒で入社した日系大企業を退職しました。
今回の記事では、「転勤が多い仕事」について、実体験をもとにお話ししていきたいと思います。
転勤が多い仕事①営業職
文系のほとんどが配属されるであろう営業。
ぼくはマーケティング系の職種への配属を希望していたのですが、
配属希望はとおらず、営業職へ配属されることに。
「大企業の配属ガチャだから、仕方ないよな〜と思いつつ」も、
「なんで、やりたくない営業をやらなきゃいけないんだろう…」と、
憂鬱な気持ちで仕事をしていました。
営業ですが、全国各地に営業所がありますよね?
あなたが働いている会社、これから働こうと思っている会社はどうですか?
全国各地に、営業所や事業所がありますか?
営業って、現地密着!現場第一!!みたいな脳筋の集まりなんで、
基本的に全国に営業所や事務所を置きたがるんですよね。
自分が働いていた会社もまさにそれ。
「全国各地に事務所を作るぞー!」と、47都道府県に事務所を作っていました。
ぼくがいた北海道なんかは、最終的に事務所が7つくらいできていましたね。
札幌、旭川、帯広、北見、稚内、函館、あとどこか忘れた(笑)
なので、営業職の仕事をしようとしている人、
営業職の人は全国転勤が多いと考えてください。
転勤が多い仕事②メーカーの研究職
これは友達から聞いた話なんですが、メーカーの研究職で、
地方に工場があるパターン。
これも非常に転勤が多い仕事らしいです。
日系の大企業だったら、地方に工場の一つや二つくらいはあって当たり前。
なので、理系だからといって転勤がないと考えるのは時期尚早。
男だろうが女だろうが、お構いなしに転勤させられるのが大企業です。
転勤のない仕事を選ぶポイント①日系の大企業に就職しない
日系の大企業に就職してしまうと、
自分の希望する部署に配属にならないことばかりか、
行きたくない場所への転勤!なんて可能性もあります(体験談)
なので、どうしても転勤を避けたい、東京で働きたい場合は、
日系の大企業に就職しないという選択肢もあります。
日系の大企業に就職しない場合は、
- 東京にしかオフィスがない外資系企業
- 同じく東京にしかオフィスがないベンチャー企業
このどちらかに就職すると良いでしょう。
転勤のない仕事を選ぶポイント②ジョブローテーションがない会社を選ぶ
「念願の非営業職に就けたぞ!よっしゃー!!」と思っていても、
会社を辞めるまで安心できないのが日系大企業です。
給料が高かったり、ホワイトな働き方ができるのが大企業の魅力ではありますが、
その裏では働きたくない場所で働いている人や、やりたくない仕事をやっている人がいる。
ということを絶対に忘れてはいけません。
ジョブローテーションですが、読んで字のごとく、
「数年で部署異動を強制的に行わせる制度」です。
ほとんどの大企業では、転職をさせないために、このジョブローテーションという制度を使い、
会社の中でしか使えない社員の育成に励んでいます。
※ぼくが働いていた大企業でも、営業からプログラマーへのジョブローテーションがありました(笑)
このジョブローテーションのある無しは、面接や内定をもらった後のオファー面談で、
はっきりと確認をしておいた方がいいでしょう。
あるいは、選考の途中に聞いてしまっても構わないかもしれません。
自分の場合は、選考の逆質問で、こんなことを聞いていました。
「マーケティングのスペシャリストになりたいと思っているが、望まない部署異動はありますか?」
実際に、「部署異動はよくある」とか「やりたいことが決まりすぎてて会社色に染められないからだめ」
という理由で選考を通過できなかったケースもあリマス(笑)
ただ、日本の転職市場だと、転職者の評価って、職種×勤続年数でほぼ決まると言っても過言ではないんですよね。
もっと噛み砕いていうと、同じ仕事を何年続けてきたか?で、次の会社や年収が決まります。
なので、望まないジョブローテーションを繰り返していると、いつの間にか社外では通用しない人間になり、
意図しない終身雇用が発生してしまう…なんてケースもよくあります。
なので、先々転職することも考えると、ジョブローテーションがない会社で、
自身の専門性を突き詰められるような環境が整っている会社がオススメです。
すいません、少し熱くなりすぎました(笑)
転勤のない仕事を選ぶポイント③本社にしかその機能がない仕事を選ぶ
本社でしかできない仕事ってあるんです。
そう、今ぼくがやっている、「マーケティング系の仕事」です。
営業職でない職種で入社して、その道でキャリアを築いていけば、
転勤のない人生を歩める可能性が格段に上がります。
転勤がないからマーケティング職をオススメするわけではないですが、
「どの職種だったら、本社で働くことができるのか?」も考えて就職・転職活動をすることをオススメします。
ちなみにぼくは、日系大企業の営業職から、外資系企業のマーケティング職という、
絶対に転勤が起きないだろうルートで転職活動を終えました(笑)